旧ブログバーガー06

ハンバーガー、Apple、Evernote、Kindle、Hulu、時には濃厚、時にはシンプル、変幻自在なハンバーガー。このブログは僕を挟み込むバンズの役割だ。


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【犬】犬の肥満は平均寿命を15%以上縮ませる!?ロイヤルカナン 犬と猫の健康 アンバサダー ミーティングに参加しました。前編

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ロイヤルカナン アンバサダーのブログバーガー06です。第2回ロイヤルカナン アンバサダーミーティングに参加してきました。今回のテーマは「ワンちゃんネコちゃんの体重管理について」。

肥満の犬猫が最近増えています。肥満による体調不良が懸念され、標準体型の犬猫に比べ平均寿命は15%以上減少してしまうという。「少しでも多くの時間を生きてほしい、共に暮らしたい。」飼い主の願いはペットに対する日頃の健康意識が問題解決の鍵です。ペットは自分で勝手に太りません。

今回は前編になります。

ロイヤルカナン アンバサダー ミーティング

っとその前にロイヤルカナン アンバサダープログラムの趣旨をご説明。

ロイヤルカナンとは?

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フランスに本拠地を置くペットフードメーカーのロイヤルカナン。「すべては犬と猫のために」というキーワードを掲げ獣医師であるジャン・カタリーによって開発されました。同社ではペットの健康を第一に考えたフードを提供しています。動物病院やペットショップなどでロイヤルカナンの製品を見かける事も多いので知っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

アンバサダープログラムについて

今回アンバサダーの面々が招待されたミーティングにおいて、ロイヤルカナンの一つの想いが込められています。

「1頭でも多くの犬と猫が『健康』であり続けて欲しい。」

その言葉の中には「より多くのペットオーナーに犬と猫の健康について必要な知識を学び、考え、実践してほしい」という想いかあります。ただペットオーナーに対し個別の指導は困難である為、アンバサダーである僕達一般消費者と共に情報発信を協力して行いましょう。という趣旨の元、僕達はイベントに集まりました。

っというわけで「ワンちゃんネコちゃんの体重管理について」イベントで学んできた事を、共有させていただきたいと思います。

ワンちゃんネコちゃんの体重管理について

なぜ体重管理が必要?

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上記の写真は見本。

6~8歳時の体型が「標準」か「太り気味」で寿命に差が出てきます。具体的に言うと、標準体型の犬に比べて太り気味の犬は15%(約2年)も寿命が縮みます。犬の2年を人に換算すると約10年というからショッキングなお話です。

ここでポイントなのは太り気味だという事。肥満の話ではありません。肥満だったとしたら答えは明白。さらに寿命が縮んでしまうでしょう。

長生きしてもらう為には体重管理が必須です。

肋骨に触れてみる

ウチの犬は標準?太り気味?それを簡単に調べる方法は愛犬の肋骨を触ってみること。前足の脇から手を回し肋骨に触れてみてください。

  • 簡単に触れられる場合⇒標準適正体型
  • 指を押し込むと触れらる場合⇒太り気味体型

逆に、肋骨に触る時に皮下脂肪すら無い場合は「痩せすぎ」、頑張って指を押し込んでも肋骨に触れられない場合は「肥満」という事になります。

太りやすい体質のウチのラムは「適正」でしたー。とりあえず安心。

注意したいのは、同じ犬種だからといって一般的に言われている適正体重をあてにしない事。なぜならば同じ犬種だっとしても個体差があるからです。体格による適正体重はBCS(ボディコンディションスコア)によって確認できます。

▶BCSの詳しい解説はロイヤルカナン公式サイト

肥満による病気のリスク

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犬、猫同様に肥満だと病気を発症するリスクが2~4倍ほど高まるとの事。ワクチンと同じ位に重要な飼い主の責任であります。

肥満によりかかりやすくなる病気の種類

肥満が原因でリスクが高まる病気を以下にまとめました。

疾患  猫
整形外科疾患 十字靭帯疾患、変形性関節症、椎間板疾患、股関節形成不全 跛行
内分泌疾患 甲状腺機能低下症、副腎皮質機能亢進症、インスリン抵抗性の増加 糖尿病
泌尿生殖器疾患 シュウ酸カルシウム、結石、尿路疾患、尿道括約筋機能不全、糸球体疾患、難産 尿路疾患
心肺系疾患 気管虚脱、高血圧症、門脈血栓症、心筋の低酸素症
腫瘍 乳腺腫瘍、移行上皮癌など、 腫瘍リスクの増加
その他 麻酔リスクの増加、暑熱への耐性低下

体重をコントロールする簡単な理屈

photo by LuAnn Snawder Photography

肥満になると様々な病気にかかるリスクが高まると先述しました。ではなぜ肥満になるのでしょう?

体重は「カロリー摂取量」と「カロリー消費量」のバランスで決まります。人間の一般的な健康管理と同じですね。運動させても食事の量が多ければ太るし、運動しなくても食事の量を減らせば痩せることができます。バランスが崩れると体型に変化が現れるわけです。ただ健康を意識するならば、適量のカロリー摂取と適当な運動をさせたいものです。

パッケージに記されている給与表はあてにならない?

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フードのパッケージには必ず給与表が記されています。給与表には何キロの体重の子には1日何グラムを与えればよい。という内容が明記されています。

この表記、あてにしないように!っというのも記載されている分量は、最初に与える食事の適量を表しているだけ。その後は体重の増減により日々調整していくようにする事が重要。

やはり育犬記録として専用にノートを作ったりして愛犬の状態を把握しておく事は大切なのです。

かわいい愛犬のおねだりに弱い飼い主急増中

先述したように摂取カロリーと消費カロリーのバランスが重要です。人間の食事を犬猫に与えるのはナンセンスなことですが、ペットのおねだりに負けて与えてしまう飼い主はなんと7割もいるらしい。可愛いからと言ってたくさん食べさせるのは禁物。もし犬用オヤツなどを食事とは別に与える場合は1日分の摂取カロリーの一部として計算しておかないと、ついつい与え過ぎてしまいます。

わかりやすい例がありました。

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一般的な成人男性の消費カロリー(1日分)が2500kcalに対して

  • 30kgの犬:1400kcal(約1/2)
  • 10kgの犬:600kcal(約1/4)
  • 5kgの犬:350kcal(約1/7)
  • 2kgの犬:180kcal(約1/14)
  • 4kgの猫:200kcal(約1/12)

の比率になります。

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5kgの犬がロッ◯ーチーズを1つ(59kcal)食べました。単純にそれを7倍するとポテチ一袋分(413kcal)と同程度のカロリーという事が判明。チーズなんて犬に渡したら一口二口で済んでしまいますからね、おかわりなんてあげたらポテチ2袋分に換算されます。もうジャンク野郎認定ですよ。汗

ダイエットするなら摂取カロリーの制限がコツです。では、どんな食事ならストレスをかけず健康的に痩せられるのでしょう?

▼後編記事はこちら

【犬】警告!一度肥満になると一生涯カロリー制限が必要!? ロイヤルカナン 犬と猫の健康 アンバサダー ミーティングに参加しました。後編 - 旧ブログバーガー06

参考リンク

他アンバサダーのレポート(随時追記してきます。)